弾性ストッキング・スリーブなど弾性着衣について

がんの手術後特有の後遺症として知られるのがリンパ浮腫です。
そのリンパ浮腫対策として弾性ストッキングや弾性スリーブなどを用いた圧迫療法が指導され、その圧迫療法に必要な弾性着衣の購入には平成20年4月1日より保険が適用(療養費払い)されるようになりました。
弾性着衣の選択については医師の指導が必要ですが、まずはこの弾性着衣について正しい知識を身につけましょう。

弾性ストッキングとは

医療用の弾性ストッキングは、足の疲れからくるむくみや美脚効果などをうたう美容系の着圧ストッキングとは異なり一般医療機器となりますので、購入には医師による「弾性着衣等装着指示書」が必要となります。
サイズはもちろんですが、圧迫クラスと呼ばれるストッキングの着圧につきましても医師からの指示のもと決定致しますので、初めてご利用になられる方は必ず医師に相談のうえ購入するようにしましょう。

療養費払いの対象となるのは、がんの手術に際しリンパ節を切除して、リンパ浮腫を発症した方に限られ、先天性のリンパ浮腫や深部静脈瘤などによるむくみに対しては支給の対象になりませんのでご注意ください。

弾性ストッキングの着圧力を示す数値として、kPa(パスカル)やmmHg(トル)という単位が使われます。リンパ浮腫用の弾性ストッキングではmmHgで表記されることが一般的で、医師からの装着指示書に記載される圧力もmmHgで記載されます。ドラッグストアで販売されている美容系の着圧ストッキングは、夜用で足首の圧力を21hPa、リンパケアなどの目的用で30hPa前後に設定しているのが一般的です。この「21hPa」はmmHgに換算すると、約16mmHg、「30hPa」は約23mmHgになります。リンパ浮腫用の弾性ストッキングは弱い圧力のもの(ライト圧・圧クラスCCL1)でも20mmHgですので、美容系に比べると圧は非常に高くなります。

圧クラス 医師の指示圧 mmHg表記 hPa換算値
ライト圧(CCL1) 20mmHg 18~21mmHg 24~28hPa
ノーマル圧(CCL2) 30mmHg 23~32mmHg 31~43hPa
ストロング圧(CCL3) 40mmHg 34~46mmHg 45~61hPa

医療用弾性ストッキングは足首をしっかりと締め付け、足の付け根に近づくにつれ徐々に解放されるような設計になっており、足首周りの着圧は非常に強いので、普通の靴下やストッキングを履くように手繰ってしまうと硬くて履けません。
通常、各商品ごとに着圧クラスが設けられており、ライト圧(クラス1)、ノーマル圧(クラス2)、ストロング圧(クラス3)などに分類されています。
また、用途に応じてハイソックスタイプやストッキングタイプ、パンティストッキングタイプのほか、つま先のありなしなども選べますし、最近ではファッション性を重視したオシャレなタイプも多く販売されております。

弾性ストッキングの使用方法と留意点

弾性着衣(スリーブ・ストッキング)は基本的に就寝時以外は着用し続ける必要があります。毎日のことになりますので、機能性を重視したものをお使いになりつつ、外出時などにファッション性を重視したエレガンスなどを使い分けてご利用になられると良いでしょう。

市販品の弾性ストッキングは、価格的に安いものがありますが主に静脈血流を促進し静脈瘤を改善するものであり、リンパ浮腫によるむくみ対策とは別物です。圧迫の強度なども異なりますので、ご自身のみで判断せず、必ず医師に相談するようにしましょう。
また、現在ほかの疾患の治療を行っている方、あるいはお薬を服用されている方は、弾性着衣の使用が制限される場合がありますので、必ず主治医とよくご相談になってください。

KEA工房で取扱う弾性ストッキング

弾性スリーブとは

弾性スリーブとは、ストッキング同様にリンパ浮腫により腕にむくみが生じた方向けの弾性着衣です。 
ストッキング並にファッション性を考慮したものはありませんが、機能性重視で丈夫な厚手タイプ(平編)のものから、ソフトでなめらかなタッチの薄手タイプ(丸編)のものまで、毎日身に付けるものとなりますので、医師の指導のもとしっかりとご自身に適した商品をお選び いただくことが重要です。

なお、弾性スリーブには、上腕から手首までを覆うスタンダードなスリーブタイプと、手の甲まで覆うミトン付きスリーブ、二の腕までの浮腫に対応したショルダーキャップ付きタイプなど、様々ございます。その他、手の甲だけを覆うミトン単体であったり、指先まで覆う手袋型のタイプ(グローブ)もございますので、用途と症状によって使い分けることができます。

弾性スリーブの使用方法と留意点

弾性スリーブも一般医療機器となりますので、医師の指示にもと正しい取扱いと着用方法で使用することが肝要です。

一般的には、朝起床とともに着用し、就寝前に外すことが好ましいとされております。弾性ストッキング同様、弾性スリーブも着用しながら動かしたりマッサージしたりすることが効果的と言われており、日中の活動時間中の着用が好ましいというのはこのためでもあります。

弾性ストッキング同様、弾性着衣は圧迫力が強ければより効果があるというわけではなく、状態や症状に応じてクラス(圧迫力mmHg,hPa)やタイプ(形状・種類)を選択する必要がありますので、経過を見ながら必ず医師の判断を仰いで選ぶようにして ください。

KEA工房は、試着とご相談にこだわっています

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